時空を超えてめぐる命、光と影が存在する世界。

私は、日常のあるひと時に存在する光を写真に写します。

時間をかけて暗闇を受け入れることで、光を捉えます。

作品主題は「光と影の調和」です。

 


 

進行中のプロジェクト

 

Painterly Photography

- ペインタリー フォトグラフィー

 自然がテーマの抽象作品は2012年、メルボルンで初めて制作しました。モネのような印象派の作品に見られる色や質感をデジタル写真という媒体で表現したいと思ったところが始まりです。様々な被写体と方法で試みた後、水の波が私の被写体の一つとなりました。当時の習慣だったこともあり、夕刻になると歩いてビーチに行き、水平線に日が沈む間、砕ける波を撮影しました。このシリーズは、線よりも色彩や質感を強調した絵画的(Painterly)な写真制作を目的とします。

 


 

Light in the Nature 

- 自然の中の光

 メルボルンに住む間に私の視覚はオーストラリアの自然の色に慣れていきました。そして、2013年に地元広島に戻り色の違いに気づきます。薄い膜を通して世界を見ているかのように、空の色が柔らかく見えたのです。素晴らしいと思いました。同一の被写体で作品制作をしていくつもりでしたが、現在住むのは山側。見えるのは山並に広がる空。そこで私は空を被写体に選びます。主に夕刻、近所の見晴らしのいいところへ行き撮影します。このシリーズは、Painterly Photographyから派生したものですが、手法よりはむしろ作品概念である「光を捉えること」に焦点を置いているため、「Light in the Nature - 自然の中の光」としました。

 


 

Light in the City 

- 街の中の光

「街の中の光」は、2017年12月、約10年ぶりに東京を訪れた頃撮り始めました。夜、イルミネーションを施された街の建物を見て、めまいがしました。東京の建築物はとても美しく、私にはどのように見てよいのかわからなかったのです。人々は生きるために、大切な人のために、来る日も来る日も働いてきた。この街は、国中の人々の力が集結してできている。街や人を見てそれをひしひしと感じ、圧倒されました。物事はより鮮明に見え、日中でも、色をより深く感じました。夜明けの空を見て初めて、広島と東京の風土の違いを知りました。日の出日の入り時刻も広島とは異なるということも学びました。ほんのわずかな違いも体内リズムに影響を与えるには十分でした。この新しい環境に順応するため、私は東京の街を歩き出しました。このシリーズでは、建築物を被写体とし、光を捉えます。

 


 

終了したプロジェクト

 

Light in the City 

- 白黒で見る街の中の光

 Light in the City in BW(白黒で見る街の中の光)は、一度のみのプロジェクトです。撮影をしていく中で、建物に反射する光や街中の木々が作り出す形へと興味が移行していきました。このシリーズでの基本アプローチは、撮影は朝、スマートフォンカメラで白黒撮影、同アングル(見上げる視点・あおり)を保つというものです。標準インストールの写真編集フィルタを使用し、強いコントラストを誇張しました。あおりでの撮影は、三角形あるいは台形といった形を生み出し、これらの形は、耐久性や持続性、信頼、一貫性、永続性、そして自制心といった印象を与えるうるものです。モノクロームを選択したのは、カラーよりも光の本質が見えやすいと考えたためです。このシリーズでは、太陽光と建築物が作り出した形を被写体としています。

 

 

 

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